高齢妊娠・出産のリスクを受けとめ、歩みたい人生を進みましょう!
高齢出産とは、一般的に35歳以上で妊娠・出産をすることを言います。
晩婚化の傾向と、35歳を過ぎると妊娠・出産のリスクも高まることから、1993年に30歳から35歳に変更されました。
私も高齢出産の年齢なので、しっかり受け止めどう向き合って受けとめたいです。
世の中には、適齢期で結婚・出産されている方も多くいます。
しかし、私のように、ご縁の引き寄せがなかったり、色々な事情で高齢出産を迎えている方もいます。
現実を受け止めて、前向きに向かい合って進みたいですね。
高齢妊娠・出産のリスクとは?
1.妊娠がしづらくなる
年齢が上がると、卵子も精子も老化するので、受精、着床、その後の細胞分裂の活性化力も弱くなります。
人工授精、体外受精をしても、20代と比べると成功率はさがります。
35歳以上の結婚で、半年の間に避妊をしない仲良しで妊娠しない場合は、早めに不妊専門外来に行くことをおすすめします。
それと並行して、葉酸サプリ・妊活サプリなども取り入れて、生活習慣も改めて見直してみましょう。
年齢別にみる排卵と妊娠率の関係
結婚年齢と生涯不妊率の関係
2.先天性異常の胎児の確率が高くなる
高齢になればなるほど、染色体異常による障害児の確率が高くなります。
卵子や精子の老化も一つの可能性と言えます。
母の年齢が高くなるほど、染色体異常のリスクが高くなる
3.流産、早産、難産になる確率があがる
高齢妊娠・出産では、流産、早産、難産になる確率があがると言われています。
医療技術の発展で、昔ほど母子が危険にさらされることはなくなりました。高齢出産の場合は、助産院では出産できないので専門医のいる病院での出産になります。
流産とは?
流産は、妊娠22週未満までに妊娠が継続できなかった状態を言います。多くは、胎盤が作られる12週までに起こります。
流産の原因の多くは、赤ちゃんに染色体異常や先天性異常がある自然に起こりうるものとなっています。
早産とは?
早産は、妊娠期間は280日(40週)ですが、正期産(妊娠37週0日〜妊娠41週6日まで)前の出生を言います。
日本では、妊娠22週0日〜妊娠36週6日までの出産を早産と言います。早産に関しては、お母さんの妊娠中毒症や子宮筋腫などの合併症がある場合のリスクが上がります。
難産とは?
難産とは、一般的に15時間以上かかる出産だと言われています。
15時間以上かかっても、会陰切開(会陰裂傷を予防するために会陰部(膣口と肛門の間部分)を切開して赤ちゃんの出口を広げる処置方法)しない場合は、難産と感じない時もあるようです。
難産は、お母さん自身の適正な体重管理、適度な運動をするなど、努力で予防できる部分も多いです。
母親の年齢と自然流産率
母の年齢が高くなるほど、自然流産率が高くなります。
母の年齢と周産期死亡率
周産期死亡率は25〜29歳で最低で、母の年齢が高くなると周産期死亡率も高くなります。
母親の年齢と妊娠中の異常
参考:「生殖補助医療の現状からみた特定不妊治療助成のあり方」平成25年5月2日厚生労働省
高齢妊娠・出産をした芸能人は誰がいるの?
高齢出産をされた芸能人の一部をあげました。
芸能人の方は、身体が資本なので栄養の摂れた食事、適度な運動は、もともとしっかりされています。
出産後のお仕事復帰もありますから、体重管理などの自己管理の基本はしっかりされての無事、高齢妊娠・出産だと考えます。
戸田菜穂さん(39)第2子出産
生田智子さん(37)第1子出産
PUFFY吉村由美さん(37)第1子出産
黒木瞳さん(37)第1子出産
梨花さん(38)第1子出産
江角マキコさん(38)第1子(43)第2子
松坂慶子さん(39)第1子出産
永作博美さん(39)第1子出産(42)第2子出産
いかがでしたか?
高齢妊娠・出産を希望している方(私も含めて)は、心が痛いデータが出ているかもしれません。
高齢妊娠・出産のデメリットが、取り上げられていますが、もちろんメリットもあるのです。
そして、高齢妊娠・出産でも、健康な赤ちゃんが誕生された方は数多くいます。
このデータは、現実ではあるものの、自分がどう生きていきたいか、ご夫婦ではパートナーとよく相談をして前に進みましょう。
高齢妊娠・出産を希望されている方は、あなただけではありません。
一緒に向き合って、歩みたい人生を進んで行きたいですね。
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