つわりで辛い時期の仕事を乗り越える5つの方法
吐き気や嘔吐、めまいに強い眠気など妊娠初期の妊婦さんを苦しめるのが、つわりです。
つわりは個人差が大きく、全くつわりがない人もいれば入院が必要な方もいます。大切なのは、自分のつわりの症状に合わせて必要な対策をとるという事です。
特に働いている妊婦の方は、つわりと仕事の両立に悩み、仕事を諦めてしまう方もいらっしゃいます。
今回は、辛いつわりの時期でも妊娠と仕事を両立させるための方法についてお伝えいたします。
少しの工夫でつわりと仕事を両立させましょう。
1. 一口タイプのおやつを持ち歩く
胃のムカムカや吐き気、嘔吐などのつわりの症状に悩まされている方は、一口タイプのおやつを持ち歩くようにしましょう。
気持ちの悪さは空腹を感じた時に出やすいので、職場や通勤途中でいつでも口にできる物を常備しておくと、精神的にも楽になります。
おすすめはレモン味のタブレットやゼリー、アメなどです。空腹をしのげる上に、口の中をさっぱりさせる事ができますよ。
2. マスクを常備しておく
つわりの時期になると、匂いに敏感になります。通常であれば気にもならない匂いを気持ち悪いと感じて困っている方も多いでしょう。
職場や通勤電車などは様々な人がいるため、匂いに敏感になっている妊婦さんには辛い場所となります。
少しでも匂いによる気持ち悪さを緩和するために、マスクを常備しておくとよいでしょう。
3. 早めに上司に相談し働き方を工夫する
つわりで辛い時期を乗り越えるためには、周囲のサポートも必要になります。
迷惑をかけたくないからといって妊娠やつわりの事を報告していないと、結局は業務に支障が出て周囲に迷惑をかけてしまいます。
上司には10週目頃を目安に早めに報告をしておき、つわりで辛い時は短縮勤務や通勤時間をずらす時差出勤など働き方の変更を相談してみましょう。
4. 自分のできる仕事を積極的に引き受ける
つわりは精神的なものも影響します。周囲に「申し訳ない」という気持ちばかり抱いて、体に負担のかかる仕事を無理にしてしまうと、胎児にもよくありませんし、体調も悪化します。
周囲が動いてくれるのを待つのではなく、自ら積極的に働きかけて精神的に楽になれる環境を作りましょう。
そのためには、自分のできる仕事を積極的に引き受けて、仕事の役割分担を変更してもらうとよいでしょう。
自分から声を出していく事で、周囲も評価してくれますし、何より自分自身も楽になれるんですよ。
5. 母性健康管理指導事項連絡カードを利用する
そして、体調があまりにも悪化した際は、母性健康管理指導事項連絡カードを利用するようにしましょう。
このカードは厚生労働省のホームページからダウンロードする事ができ、今の体の状況や必要な措置について医師からのコメントを得る事ができます。
仕事を休みにくい時や妊婦に理解のない上司に悩んでいる方は、医師から事業所への指導内容を書いてもらえるため、円滑に必要な措置を取ってもらえるようになります。
いかがでしたか？
つわりはただただ一人で我慢していると、緊急を要する事態にもなりかねません。自分のつわりの症状に合わせて必要な対策を考え、上司に相談するようにしましょう。
また、仕事の合間の休憩時間はしっかりと休むようにし、心身ともにリフレッシュできる場所を見つけておくといいですね。
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