つわりを軽減してくれる5つの食べ物
辛いつわりを軽減してくれる食べ物とは?
妊娠した喜びと同時期もしくは少し遅れて表れるのが、つわりです。
胃がムカムカしたり、食欲がなくなるだけではなく、嘔吐を伴う事もあるので、日常生活もままならなくなってしまいます。
なんとか、少しでもつわりを和らげたいと考えている方も多いでしょう。そこで今回は、つわりを軽減する効果のある食べ物についてお伝えいたします。
1. ビタミンB6を含有している食べ物
ビタミンB6には、つわりを軽くする作用があります。
また、ビタミンB6は不足すると妊娠高血圧のリスクを高めたり、むくみや口内炎などのトラブルが発生しやすくなります。
そのため、きな粉やバナナ、パプリカなどビタミンB6が豊富に含有されている食べ物を意識して過不足なく摂取するようにしましょう。
特にバナナはエネルギー補給や便秘解消にも役立つのでおすすめです。
2. ビタミンB1を含有している食べ物
ビタミンB1は疲労回復や精神を安定させる作用があるため、つわりの辛さを軽減してくれます。
また、つわりで嘔吐が続くとビタミンB1が不足し、意識障害や運動失調などを呈するウェルニッケ脳症を発症してしまう場合があります。
吐きつわりの方は、不足しないようにビタミンB1を豊富に含む食品を摂取するようにしましょう。
ビタミンB1は、豚肉や牛乳、豆類、乾燥のりなどに多く含有されています。
3. 酸味のある食べ物
梅干しやトマトなど、酸味のある食べ物にはクエン酸が豊富に含まれています。
クエン酸には、胃のムカムカを軽減してくれる作用があるので、つわり対策におすすめです。
特にトマトはさっぱりとしていて口当たりもよいので、妊婦さんに好評の食べ物なんですよ。
トマトジュースなどにして摂取するのもおすすめです。
4. 生姜
生姜には胃での消化活動を促進させる働きがあり、つわりの吐き気止めとして機能する一面があります。
さらに、血流を促す作用もあるため、妊婦さんにはありがたい食材なのです。
おすすめの食べ方は、豚の生姜焼きとジンジャエールです。
豚の生姜焼きはビタミンB1を同時に摂取できます。
また、炭酸飲料には胃のムカムカを抑える働きがあるため、水分補給に無糖のジンジャエールを飲むのもよいでしょう。
5. 喉越しがよく冷たい食べ物
つわりで気持ち悪さに拍車をかけるのが、食べ物の匂いと食感です。
そのため、つわりがひどい時は、ゼリーやプリン、シャーベットなど喉越しがよい食材を食べるとよいでしょう。
また、食べ物の匂いは冷やすと軽減されるため、つわりがある時は、食べ物を冷やしてから食べるようにすると効果的です。
気持ち悪い時に氷を一粒口に含むのも、つわりを軽減する方法としておすすめですよ。
いかがでしたか?
とにかくつわりが辛い時は、食べれらる物を食べられる時に食べるようにする事が一番です。
そのためにも、食べ物を小分けにして冷蔵庫に常備しておくととても便利です。
バナナやトマトなどはつわりを軽くする作用があるので、一度試してみてくださいね。