夫婦生活はいつとればいいの?排卵日検査薬の正しい使い方
排卵日検査薬はピークを待っていたらいけない?!
子供が欲しいと思った時にまず行う方法が、タイミング法です。
妊娠しやすい日を狙って夫婦生活をとる事で妊娠確率がグッと高まります。
タイミング法を自己流で行う時に活躍するのが、排卵日検査薬です。
ですが、妊娠検査薬は使った事はあっても、排卵日検査薬は初めて使うという方も多いですよね。
そこで今回は、排卵日検査薬の正しい使い方についてお伝えいたします。
1. 大切なのは排卵日を特定する事ではない
まず、排卵日検査薬について多くの方が誤解しているのが、「排卵日を特定するために使う」という認識です。
排卵日検査薬を使用する上で、排卵日を特定する事は重要ではありません。
実は排卵日は妊娠確率が低下する事が分かっています。
最も妊娠しやすいのは、排卵日の2日前であり、その前後を合わせて排卵日の1〜3日前に妊娠確率が高くなります。
排卵日検査薬を使用する上で大切なのは、排卵の前兆をできるだけ早くとらえる事なのです。
2. 排卵日検査薬で陽性が出た日が妊娠しやすい
そもそも排卵日検査薬は何を測定しているものなのでしょうか?
排卵を誘発するホルモンの一つにLH(黄体化ホルモン)があります。
LHは、卵子が成熟すると一気に濃度が高まり、排卵を促します。
排卵前のこのLHの急上昇はLHサージと呼ばれており、排卵日検査薬はLHの高まりを感知するために用いられます。
一般的には排卵日検査薬で陽性が出たらその後36時間以内に排卵が起こります。
つまり、排卵日検査薬が陽性となったその日および翌日が妊娠しやすい日となるのです。
3. 排卵日検査薬は朝晩毎日使用する
排卵日検査薬で陽性となった日が妊娠しやすい日となるため、できる限り検査薬が陽性となる瞬間を逃さないようにする事が大切です。
そのためにも、排卵日検査薬は一回だけ使用するのではなく、毎日使用するようにしましょう。
そして、より精度を高めたいのであれば、12時間間隔で朝と晩の1日2回検査薬で測定する事をおすすめします。
4. 排卵日検査薬を使い始めるタイミング
ここで一番の問題となるのが、どのタイミングで排卵日検査薬を使い始めればいいのかという事です。
排卵日検査薬を無駄にしないためにも、できる限り基礎体温をつけておき、自分の生理周期を把握するようにしましょう。
一般的な生理周期である28日周期の方は、生理開始日から数えて11日目が使い始めるタイミングとなります。
ロート製薬の排卵日検査薬ドゥーテストLHのホームページに検査薬を使い始めるタイミングを計算してくれる計算機があるので利用してみるといいですよ。
5. 毎日同じ時間帯に測定する
排卵日検査薬は、尿中に含まれているLHの量を確認するものです。
そのため、検査前に大量の水分を取ったり、逆に尿を我慢して尿の濃度が高くなると正確な結果を得る事ができません。
尿の濃度が高くなりやすい朝一番の尿は避け、できる限り毎日同じ時間帯に同じ条件化で測定する事で、正しい結果が得られやすくなります。
いかがでしたか?
少しでも妊娠確率を高めたいのであれば、排卵日検査薬はケチらずに、毎日2回測定して陽性が出るタイミングを逃さないようにしましょう。
また、妊娠するためには、排卵前に精子を待機させておく事が有効となります。
タイミングに縛られすぎるとタイミングEDを引き起こす事もあるので、排卵日前は出来るだけ楽しく夫婦生活を楽しむようにしてくださいね。